宗教とは何なのか?
こんにちは。
今日のお題は宗教学について。
一昨日の土曜日は神奈川県の八景島に近い
龍華寺さんを訪れました。
その中で密教はとても分かりずらい。
宗教の話が人々には受け入れやすいとの事でした。
お坊さんの見解では
密教は方便であり、宗教の立場で話をしたら
聞いている人には分かりやすい。
そんな私は仏教の基本となる話を法事の時にしました。
四苦八苦についてです。
仏教の基本となる苦について
皆さんはどのように受け止めていますか?
仏さまの教えの基本は苦を滅する所から
始まります。その苦には四つから八つあると言います。
その四つとは生・老・病・死と言います。
すなわち、生まれて来る時の苦しみ
老いを感じる時の苦しみ
病を患う時の苦しみ
死を感じる時の苦しみ
苦しみにはそれぞれ意味があります。
その苦を滅する所から仏教を理解出来ると言います。
苦を別の見方で煩悩と表現で言ったり無明と言う言い方で
言います。無明とは明かりが無いと書くごとく真っ暗な闇を意味します。
私たちは光の基に自分を確かめながら生きています。
その光の明かりが無かったのなら何を頼りにして良いのか
分からなくなります。自分の想い通りにいかない。まさに苦です。
私たちの生活の中でも苦は伴っています。
その基本が四苦と言う事です。この苦をどのように滅するのか
を説いたものが仏教の教えです。
今日はその実践として読経のお勤めをさせて頂きました。
声に出して仏さまの言葉を出す事により
私たちは安心な心で向かい合う事が出来るのです。
少し法話を加えていますがお話はこのようなものです。
できるだけ、話はわかりやすくする必要があります。
平成30年 6月18日 南無大師遍照金剛 合掌