弘法大師さまの布教。

こんにちは。



今日は大師堂の幕と大鈴と御詠歌の板の



奉納があったので供養させて頂きました。



この大師堂は火災の難を逃れているとか?



本堂は一度火災に遭われた事があるのですが



大師堂は一度もないと言います。



本当か真偽の行方は分かりませんが



以来大師信仰はこのような霊験のご加護があるようです。



何か分かりましたらその都度更新して行きます。



このように大師信仰が進んで行く背景には



何かがあります。



大師信仰で有名な事は閼伽水(あかすい)ではないかと思います。



伊豆の修善寺をはじめとする福島の猪苗代湖など



四国では満濃池などがありますが



これらは弘法大師さまによりつくられたと伝わるものです。



二つ目は金剛杵の飛来に関する事です。



中国から日本へ戻る際に真言密教道場に相応しい所を



指し示せと金剛杵を投げると空高く飛び



真言密教で重要な道場である高野山の杉の木に



引っかかていたとかの伝説があります。



そして忘れてならないのがご遍路です。



お大師さまが出家をする前だと思うのですが



仏道修行の道を進んだ話があるのですが



四国88か所巡りとなります。



特に有名な場所と言いましたら



高知の室戸岬にある



弘法大師さまが虚空蔵求聞持法を修して



満了を迎えた時に明けの明星が差し込み



空と海が澄み渡るように眼下に見えたとか?



その事から空海と言う名が付いたのではないかと。



そして、同行二人と言う言葉があるように



お遍路する人達がかすかにお大師さまとご一緒して



いるかのように巡礼している。



不思議な空気を感じるのでしょう。



幾つかお話があります。



高野山に訪れた平清盛公が



今はいない弘法大師空海さまと



お話をしたとか?



いろんな伝説があります。



平成30年 5月31日 南無大師遍照金剛 合掌

2018年05月31日